Funeral

先週の金曜日。

朝から雨。

この日はエディのおばあちゃん(グラン)のお葬式でした。

いつもきちんとお化粧をして、真っ白な髪をくるくるっと巻いて、きれいにマニキュアをして。
ほんと"典型的なイギリスのおばあちゃん"でした。まるでクイーンだねってみんなに茶化され,その度にフフってキュートな笑みを浮かべて。

93歳のグラン。
35年前にダンナさまを亡くしてからは独り暮らし。
でも, 周りにたっくさんのお友達が住んでいるから寂しいことはないって。
倒れる前日も、バス旅行で出掛けて。ちょっと疲れが出たようで。
その夜熱を出しそれから起き上がれなくなった。
半年前のこと。

毎晩お友達とテレビをみたり、ダンスをしたり、お酒を嗜んだり。
それができなくなったグランは, 会う度に小さく, 弱弱しくなっていって。

ミリーが生まれてからは、できる限り会わせてあげたけど, だんだんミリーを抱っこする力もなくなってきたとき、あー、もうそろそろだなぁ。って。

いろんな病院を転々とし、最終的には彼女が一番幸せな時を過ごした村へかえってきた。

食事も取れなくなって、大好きなチョコレートもいらないって言うようになって。

エディの両親は敢えてチューブをつけないでほしいってお願いした。
彼女が食べたくないんだから, そっとしておいてと。

末っ子のエディはおばあちゃんっこで、いつもグランにだっこされてたって。
まるまるしていたグランが枯れ技のようになってしまって、"もう僕の知っているグランじゃない"って。
最後は眠るように息を引き取ったって知らせを聞いた時、ほっとしたって。
もうこれ以上痛くもないし、苦しくもない。
upsetしていない自分はおかしいか?って私に聞いた。
おかしくないよって。

突然の知らせなら、悲しみも悔しさも驚きもすべてごっちゃになるだろうけど、長い間見守ってきて, 見守り切ったからいいんじゃないって。


お葬式は午後2時から。

お昼ごろ、エディの実家に親族が集まり軽く昼食。
エディの叔母夫婦に従姉妹二人。とてもちいさな家族なのです。

いつもはクリスマスに集まるメンバーだから, なんだか不思議な感じ。

大往生したグランの人生を祝おう!と、エディの父が乾杯して、みなで楽しく食事を取る。
これからお葬式っていう感じはなく、まるでお誕生日パーティー。

食事を終え、では教会へ行きましょうとそれぞれ車へ乗り込む。

教会へ着いたのは2時10分前。

朝から降っていた雨は止み、どんより寒々しい空。

午後2時。教会の鐘が鳴る。

エディと彼の兄たち。それから従姉妹のダンナさんと若者二人。計6人でグランの棺を運ぶ。
その後ろに, エディの両親、叔母夫婦、従姉妹たちと、私, ミリーで教会へと入る。

パイプオルガンの音に導かれ、教会にはたくさんの人がすでに座ってグランを待っていた。

牧師のスピーチ、Hymn(讚美歌)を3曲、従姉妹のスピーチ, それからグランの息子(エディの父)による、彼女の93年間の歴史スピーチ。

1時間以上に及んだこのサービスの間、ミリー、がんばりました。
ときどき声をあげたものの, 無事に最後までグランのサービスを見届け終えることができました。

パイプオルガンの音とともに, また男たちが棺を持ち, その後ろに親族、それから参列者が続き向いの墓地へと向かう。

教会の鐘が鳴り響き, perfect funereal weatherの中、墓地からノースウェールズの丘を見下ろす。

ついた場所はグランのダンナさまのお墓。
同じ場所へ穴が掘られ、牧師のスピーチの後, 男たちがゆっくりグランの棺をその穴へ下ろしていく。

それからお花を投入れ、最後のお別れ。


この後は, グランの住んでいたフラットの隣のホールへ戻る。
みなでお茶とケーキ、サンドイッチをいただきながら楽しくおしゃべり。
お葬式だけど, パーティー大好きだったグランらしいお葬式でいいよねってみんなで話した。

今ごろダンナさんと会ってるかな?
35年も離れていたら, 積もる話もあるだろうね, グラン。
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by okunosaki | 2008-07-14 22:27 | family
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